世界を変えるべく、若くして立ち上がる
1962年以来、何世代もの若者たちが「超我の奉仕」の力を発見し、「Rotary」誌の誌面からも分かるように、その過程で大きな楽しみもまた得てきました。
1962
12月
12月 雑誌に掲載された”The blueprint’s ready for Interact”(インターアクトの青写真が完成)という記事は、ロータリーの「新しい青少年グループ」を紹介するもので、その目的は「15歳から18歳の若い男性に、奉仕と国際理解に専念する国際的な親睦団体で協力する機会を与えること」であると説明されています。 さらに記事は、建設的なリーダーシップと誠実さを身につけることを含むプログラムの目標について説明し、関心のあるロータリークラブにインターアクトクラブの結成キットの入手を勧めています。 インターアクトは、「international」と「action」の合成語で、200以上の提案の中から選ばれたものです。「言語学者も認める、ロータリアンが話すほぼすべての言語で明確に伝わる」ということでした。
1963
2月
米国ミシシッピのロータリアン、フランク E. コットン・ジュニアは、Rotary誌に宛てた手紙の中で次のように述べています。 「もしインターアクトが見た目どおり優れているのであれば、青年に限定することでその潜在的価値を著しく制限することに正当性はあるのだろうか。 この記事は、インターアクトの原則が少年少女クラブに適用されないことはない、おそらくそれ以上であることを示している」
11月
設立1周年を迎えたインターアクトは、24カ国、177のクラブに広がりました。 この中には、メルボルン(米国フロリダ州)のクラブの2カ月後に認証を受けた、米国外で最初のインターアクトクラブであるインドのタンジャヴールのクラブも含まれています。
1964
9月
チャールズ W. ペッテンギルRI会長は、「深い満足感」をもって、世界インターアクト週間の前身となる第1回インターアクト週間を発表しました。 「このダイナミックな青少年プログラムに注目するまたとない機会を、世界中のすべてのロータリークラブが生かすことを願っている」とペッテンギル会長は述べています。 同号によると、ロータリー理事会は直近の会合で、地区ガバナーに対し、「インターアクトプログラムの広報、新インターアクトクラブの結成促進、地区内のインターアクトプログラムの管理において地区ガバナーを支援するため、地区インターアクト諮問委員会を任命すること」を要請しました。
1966
10月
インターアクト4周年を前に、リチャード L. エバンスRI会長は、これが「ロータリーの成功」だと発表。 51カ国、約1,400のクラブ、約34,000人の会員を擁するインターアクトは、「奉仕と国際理解のために青少年のエネルギーを結集してきた」と述べました。
1968
ロータリー理事会によって、インターアクトの視野が広がりました。 「地元の事情により、女子を入会させることが大義にかなうとスポンサー・ロータリークラブが判断した場合、スポンサークラブはそれに応じて自由に裁量権を行使することができる。 スポンサークラブが男女混合会員を決定した場合、少なくとも半数は男子であるべきである」
1982
10月
20年が経過し、インターアクトのメンバーは9万人を超え、クラブ数は4,100クラブ(78カ国)に増加しました。 ニューヨーク州マンハセットにあるセント・メリーズ高校のインターアクトクラブのメンバー、ダイアン・メジッチさんは、「誰もが世界の問題を意識しています。 インターアクトを通じて何か前向きなことができると思うと、いい気分です」と述べています。
1987
2002
若者たちに支えられて40年、インターアクトは107カ国に約8,600のクラブを擁するまでに成長しました。 この年の世界インターアクト週間では、インターアクトクラブとそのスポンサークラブが、まだインターアクトクラブを提唱していないロータリークラブにプレゼンテーションを行うか、インターアクトへの認識を高めるためにロータリーとインターアクトの共同プロジェクトを実施することが奨励されました。
2009
インターアクト・ビデオ・アワードが導入されました。最優秀賞は、サウスカロライナ州少年司法局にあるコミュニティ・イン・スクール・インターアクトクラブによる「Giving Back Through Interact」というビデオ。 サプライズで、2つのビデオがそれぞれ1位を獲得しました。ブルガリアのシュウメン・また、インターアクトクラブの「What Interact Means to Us」とカナダ・アルバータ州のエドモントン・センテニアル・インターアクトクラブの「The World We Live In」です。 2020年、このビデオ・アワードは、写真とエッセイを表彰する、より広範なテーマのインターアクト賞の一部門となりました。
2010
インターアクトの参加最低年齢が14歳から12歳に変更されました。
2013
2020
国際ロータリーがインターアクト諮問委員会を承認。2023年7月に青少年諮問委員会と合併されます。
2022
インターアクトが60周年を迎えました。約19,000のクラブに437,000人以上の会員がいる現在、ジェニファー・ジョーンズRI会長は、過去と未来に目を向けています。 「60年間、インターアクターは世界を変えてきました」とジョーンズ会長。 「今年、私は皆さんに『イマジン ロータリー』(ロータリーを想像する)に取り組むことをお願いしたいと思います。 次の60年で、若者の声と若者の視点が道を切り開くロータリーを想像してください」