ロータリーのストーリー
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108のロータリー親睦活動グループ:
同じ情熱や職業をもつ参加者同士がつながり、奉仕することを目的として活動しています。
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26のロータリー行動グループ:
共通の専門知識・スキルを生かして好ましい変化をもたらしています。
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12,903のロータリー地域社会共同隊:
地域社会のニーズに応えるために、ロータリー会員とそれ以外の人たちが協力して活動しています。
*2023年7月1日現在
サーファーの親睦活動グループ(Surfers Unite Rotarian Fellowship)のメンバーは、地域社会、環境、サーフィンに情熱を注いでいます。この親睦活動を通じてこの三つを組み合わせ、忘れられない体験をすることができます。
毎年恒例の清掃活動「Cupid’s Clean Up」では、グループのメンバーが地域社会の水辺からゴミを撤去します。ハワイのビーチからオーストラリアの海岸沿いまで、会員は友人や家族、近隣クラブに呼びかけ、地元の環境を守るために行動しています。
また、より多くの人にサーフィンを紹介するため、地元の団体とも協力しています。2017年以降、米国カリフォルニア州のメンバーは、サーフィンをより身近でインクルーシブなものにするために、アダプティブ・サーフボードやビーチ用車椅子を推進する非営利団体「Life Rolls On」でボランティア活動を行っています。
この親睦活動グループでは、交流行事とボランティア活動が成功の鍵となっています。これらの行事は、会員が奉仕を行い、親睦を深める機会となるだけでなく、ロータリーがどのような活動をしているのかを人びとに知ってもらい、若い人たちを惹きつける素晴らしい方法でもあります。同グループには、世界36カ国のロータリアン、ローターアクター、インターアクターが参加しています。
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234,486:ロータリーの新たな入会者数
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1,623:新たに設立されたロータリークラブ/ローターアクトクラブ数
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132万:48,000クラブに所属するロータリー会員数
*2023年7月1日現在
Madras Eliteロータリークラブ(インド、タミル・ナードゥ州)の会員は、トランスジェンダーの人たちの個人的、職業的、経済的な状況を理解しています。
トランスジェンダーの会員から成るインド初のクラブとして、このクラブは、多くのトランスジェンダーの人びとが直面する問題についての認識を高め、家を出なければならなくなった人びとを助け、いじめを防止することに重点を置いています。会員たちは、小学生を対象としたオンライン・ワークショップを開催し、トランスジェンダーの人たちへのサポートを呼びかけています。トランスジェンダーの人びとが国民IDカードを取得し、銀行口座を開設したり、投票したり、政府の援助や医療を利用したりするのに必要な書類を確保できるよう支援しています。
このクラブは、トランスコミュニティの成功者たちのポートレートを展示するとともに、トランスジェンダーの人びとが直面しうる課題についてのドキュメンタリーを制作したいと考えています。
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60周年:インターアクトは1962年に創設されました
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315,000(推定):13,811のクラブで活動するインターアクト会員の数
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303件:2022年インターアクト賞への応募数(三点の受賞作品が選ばれ、プロジェクト資金が授与される)
*2023年7月1日現在
インターアクトでは、12歳から18歳までの青少年がリーダーシップのスキルを磨き、地域社会での奉仕を実施・支援しています。インターアクターは、奉仕への熱意と情熱を、変化をもたらす以下のようなプロジェクトに注いできた長い歴史があります:
- パナマのPenonoméインターアクトクラブの会員は、ロータリアンやその他のボランティアとともに、地元コクレ県の海岸からゴミ袋20袋分のゴミを撤去しました。この海岸はレクリエーションエリアとなっており、絶滅の危機に瀕している数種の動物が生息しています。
- フィリピンのMetro Mandaue 2006インターアクトクラブは、超大型台風オデットの発生後、大規模な救援活動を行いました。クラブ会員は、ソーシャルメディアを利用して被災状況に対する認識を高め、非営利団体や企業に援助や寄付を求め、ロータリアンと協力して募金活動や寄付を行いました。また、1,000世帯以上に食糧、衛生キット、医薬品、飲料水を配布しました。
- ネパールのGolden Gate International Collegeインターアクトクラブは、障がい者への認識を高め、偏見をなくすために卓球の試合を企画し、障がい者を招待しました。このイベントは、多様性、公平さ、インクルージョンのテーマを一つのプロジェクトに統合したことから、三つの聖なる川の合流点にちなんでトリヴェニと名付けられました。スポーツにおけるインクルージョンに取り組む非営利団体と協力して開催されたこのイベントには、約200人が参加しました。
気候変動により、オーストラリアでは山火事の時期におけるリスクが増し、住民に危害がおよぶ危険性が高まっています。山火事がもたらす壊滅的な被害を経験したTaree on Manningロータリークラブ(ニューサウスウェールズ州)の会員は、地域社会の備えを強化することを決意しました。
同クラブは、取り組むべき四つの課題を特定し、援助国側提唱者のWindsor-Roselandロータリークラブ(カナダ・オンタリオ州)と協力して、ボビンとカパラの山火事防止プロジェクトのためのグローバル補助金を確保しました。
このプロジェクトは、緊急時に水がすぐに利用できるよう、ボビンとカパラの地域社会に10万リットルのタンクとその他の設備を提供しました。会員はまた、補助金を活用して緊急避難所となるボビンのコミュニティセンターにスプリンクラー・システムを追加し、火災の危険レベルを正確かつタイムリーに知らせる自動標識を購入しました。このプロジェクトはまた、地元消防署による訓練にも資金を提供し、これにより約100人の地元ボランティアが山火事への認識向上、準備、火災発生時の対応について学びました。
補助金の概要
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2600.00 万ドル
地域社会のニーズに対応し、奨学金、青少年プログラム、職業研修チームの資金とするために提供された、473件の地区補助金の総額
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5500.00 万ドル
大規模なプロジェクト、奨学金、職業研修チームを支援するために提供された、1,092件のグローバル補助金の総額
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1480.00万ドル
災害後の緊急対応、短期的支援、長期的再建を行うために提供された、324件の災害対応補助金の総額
グローバル補助金
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479件(3,140万ドル):疾病との闘いのために提供されたグローバル補助金
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162件(1,230万ドル):安全な水と衛生の支援のために提供されたグローバル補助金
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127件(690万ドル):地域経済の発展のために提供されたグローバル補助金
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102件(560万ドル):母子の健康のために提供されたグローバル補助金
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101件(580万ドル):教育の支援のために提供されたグローバル補助金
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64件(290万ドル):平和の推進のために提供されたグローバル補助金
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57件(330万ドル):環境の保護のために提供されたグローバル補助金
*2023年7月1日現在、通貨はすべて米ドル