2024-25年度国際ロータリー会長にステファニー A. アーチック氏が選ばれる
マクマリー(McMurray)・ロータリークラブ(米国ペンシルバニア州)会員であるステファニー A. アーチック氏が、会長指名委員会により2024-25年度国際ロータリー会長に選ばれました。アーチック氏は女性として史上二人目の国際ロータリー会長となります。対抗候補者が出なければ、9月15日に会長ノミニーとして宣言されます。
新型コロナウイルスの大流行、気候変動による災害、多くの地域での紛争など、世界が非常に大きな課題に直面する中で、これらの課題を乗り越えるためのビジョンとプランをロータリーが提供できると、アーチック氏は言います。
「危機的な課題を乗り越え、解決するためにロータリーのリーダーたちが取る措置は、組織を強くし、将来の出来事に対する組織の回復力を高めるもの」とアーチック氏。「このような重要なリーダーシップは、奉仕し、危機を解決するためにロータリアンが行動人として力を合わせるなら、それがライバル同士であっても、新しいレベルの協力を生み出します」
組織再編を優先することが極めて重要だと、アーチック氏は言います。
「ロータリーは200以上の国と地域で活動しています。ロータリアンが協力して奉仕や高潔性の推進、世界理解と親善、平和の推進に取り組む上で、地域差が及ぼす影響を理解し、それに対応することで、ロータリーはより効率的、効果的になる可能性を秘めています。そのことを認識することがとても大切です」とアーチック氏。
アーチック氏は、コンサルティングと研修を専門とするDoctors at Work LLC社の共同経営者兼最高執行責任者です。ペンシルベニア州立インディアナ大学でリーダーシップ学の博士号を取得。地域社会で数々の団体の理事を務め、Zonta InternationalやSons of the American Revolutionといった団体から表彰されています。
1991年にロータリー入会。ベトナムに赴いて小学校建設を援助したほか、ドミニカ共和国では浄水フィルタの設置を援助。複数のスラブ系言語を学び、ウクライナの新ロータリアンへのメンタリングやポーランドでのロータリー財団補助金プロジェクトの調整役もこなしました。
ロータリーでは、理事、財団管理委員、RI戦略計画委員長、財団100周年祝賀委員長を歴任。現在は選挙審査委員会と運営審査委員会の委員を務めています。ロータリー財団のメジャードナー、遺贈友の会会員。
2024-25年度国際ロータリー会長指名委員会のメンバーは次の通り(敬称略):Floyd A. Lancia (委員長、Anthony Wayne (Fort Wayne)ロータリークラブ、米国インディアナ州)、Guiller E. Tumangan (幹事、Makati Westロータリークラブ、フィリピン)、Jeffry Cadorette(Mediaロータリークラブ、米国ペンシルバニア州)、Bradford R. Howard(Oakland Uptownロータリークラブ、米国カリフォルニア州)、Per Høyen(Aarupロータリークラブ、デンマーク)、Peter Iblher(Nürnberg-Reichswaldロータリークラブ、ドイツ)、John M. Lawrence(Paddingtonロータリークラブ、オーストラリア)、Jan Lucas Ket(Purmerendロータリークラブ、オランダ)、北清治(浦和東ロータリークラブ、日本)、Sam Okudzeto(Accraロータリークラブ、ガーナ)、Bharat S. Pandya(Borivliロータリークラブ、インド)Kamal Sanghvi(Dhanbadロータリークラブ、インド)、José Ubiracy Silva(Recifeロータリークラブ、ブラジル)、David D. Stovall(Hall Countyロータリークラブ、米国ジョージア州)、Bryn Styles(Barrie-Huroniaロータリークラブ、カナダ)、Giuseppe Viale(Genovaロータリークラブ、イタリア)、Chang-Gon Yim(Daegu Westロータリークラブ、韓国)