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1年を振り返る

  1. ジェニファー・ジョーンズ会長は、ロータリー初の女性会長として(しかし最後ではありません)、歴史にその名を刻みました。ジョーンズ会長は任期を通じて、ロータリーをイマジン(想像)し、現在のロータリーを土台に将来どのように発展していけるかを考えるよう会員に呼びかけました。ローターアクター、特定のスキルをもつ会員、パストガバナーを会長代理に任命し、地区大会の参加者を新しい方法で鼓舞し、意欲を高めるよう努めました。

  2. ロータリーはポリオ根絶に向け、ビル&メリンダ・ゲイツ財団との長年にわたるパートナーシップを更新し、世界的なポリオ根絶活動を支援するため、最大4億5,000万米ドルを協同で拠出することを発表しました。また、グローバルシチズンのライブイベントで、ポリオ根絶のための1億5,000米ドルを誓約しました。 

  3. 世界ポリオデーには、世界118カ国のロータリークラブが、地域社会でポリオ根絶に対する認識を高めるためのイベントを開催しました。また、世界保健機関(WHO)と協力し、「World Polio Day 2022 and Beyond」(2022年世界ポリオデーとその先)のフォーラムを開催し、医療専門家や世界のリーダーたちが、世界中の人びとの健康改善を目指し、ポリオ根絶、母子保健、地域社会に根ざした解決策について話し合いました。

  4. 6名のロータリー会員が「世界を変える行動人:インクルージョンの推進者 」として表彰されました。表彰された方々は、すべての人がロータリーで自分の居場所を見出し、寛容と尊敬の心を育むために団結することで、何が可能になるかを示してきました。

  5. トルコのイスタンブールにあるバチェシェヒシュ大学に、最新のロータリー平和センターが設置されることが発表されました。新しいセンターは、中東または北アフリカにおける平和構築の取り組みを専門とするフェローのために、平和と開発研究における1年間の専門能力開発修了証取得プログラムを提供します。 

  6. ロータリー財団は、パキスタンでの洪水、ウクライナでの戦争、トルコとシリアでの震災の被災者を支援するための基金を設置しました。全体で、自然災害や紛争後の支援として、1,480万米ドルの災害救援補助金を提供しました。 

  7. シルビア・ウィットロック・リーダーシップ賞の受賞者として、呂錦美さん(台湾、台北台美ロータリークラブ)が選ばれました。ロータリー初の女性クラブ会長の名を冠したこの賞は、ロータリーで女性の活躍の促進に積極的に尽力した1名のロータリー会員を称える賞です。

  8. 5回にわたるウェビナーシリーズでは、大きなインパクトをもたらす奉仕活動を会員が立案・実施できるよう、プロジェクトの計画、リソースの確保、若いリーダーとの協力、プロジェクトの推進、成果の測定に関する方策が紹介されました。

  9. 多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)の取り組みの一環としてロータリーが実施した2回目のアンケート調査で、約53,000人のロータリーの現会員と元会員が、DEIについての考えや経験について意見を寄せました。ロータリーは、この結果をもとにアプローチを強化し、前進するための指針とします。

  10. 2023年度大規模プログラム補助金(200万ドル)の受領プログラムとして、United to End Cervical Cancer in Egypt(エジプトにおける子宮頸がん撲滅のための結束)が選ばれました。このプログラムは、女児へのHPVワクチン接種を奨励し、女性のための検診を促進し、子宮頸がんの予防方法についてカイロ周辺での認識を高めることによって、子宮頸がんの患者数を減らすことを目的としています。