国連で開かれる今年のロータリーデーでは、平和に向けた共通のビジョンを祝い、ロータリーと国連が世界中で行う主な人道的活動を取り上げます
UNESCOでの2023-24年度ロータリーデーは、教育と平和に焦点を当てて、2024年5月4日にパリ(フランス)で開催されます。
出席者
本イベントには、以下や一般の方を含め、どなたでもご出席いただけます。
- 国際ロータリー会長、理事、ロータリー財団管理委員、その他のロータリーリーダー、ロータリークラブ会員
- 国連のリーダー
- ほかの非営利団体からの代表者
- ソートリーダーとインフルエンサー
- アイデアを交換し、国連について学び、海外の若者とのネットワークを築くことに関心のあるヤングリーダー
「世界を変える行動人」の表彰
ロータリー会員は1世紀以上にわたり、世界中の地域社会が抱えるニーズに取り組む活動を献身的に行ってきました。このコミットメントを称えるため、ロータリー会長は毎年、地元や海外で大きなインパクトをもたらすプロジェクトでリーダーシップを発揮した6名の個人を、ロータリーの「世界を変える行動人」として表彰します。これまで「世界を変える行動人」の表彰は国連でのロータリーデーにて行われてきましたが、2024年より、ロータリー国際大会で正式な表彰が行われることとなります。
2023-24年度の「世界を変える行動人:インパクトの推進者」の推薦期間は2023年10月12日(木)~11月17日(金)です。
過去のイベント
2022年10月:「World Polio Day 2022 and Beyond」(2022年世界ポリオデーとその先)というテーマの下、ロータリー会員と世界保健機関(WHO)の専門家がジュネーブ(スイス)に集まり、母子のためのより健康な未来を提唱しました。このイベントはライブ配信され、動画閲覧数は2万以上、ソーシャルメディアのエンゲージメントは73,000、インプレッションは170万に達し、世界でポリオ根絶を実現するために個人が重要な役割を果たすことを改めて強調しました。
2022年3月:米国ニューヨークで開かれたロータリーとUNICEFの合同ライブ配信イベントに世界各地から人びとが集まりました。社会的な行動、保健、教育を通じて女児のエンパワメントを推進することを呼びかけるこのイベントの動画視聴数は2万人を超え、ソーシャルメディアでのエンゲージメントは18,000、インプレッションは310,000に達しました。また、6名のロータリー会員とローターアクト会員が「世界を変える行動人:女児のエンパワメントの推進者」として表彰されました。
2021年2月:ロータリーと世界保健機関(WHO)の主催でバーチャルイベント「Rotary | World Health Organization: Together for Mothers’ and Children’s Health」(ロータリーと世界保健機関:母子の健康のために手を取り合う)を開催し、母子の健康改善のための地域に根付いた解決策を紹介しました。
2020年11月:欧州連合(EU)とロータリーが共同でグローバルヘルスに関する会議を開催しました。このイベントにはロータリー会員とグローバルヘルス関係者が出席し、国際的な公衆衛生の改善における協力と調整の重要性に関するディスカッションが行われました。
2019年:難民問題に対して地域社会に根ざした解決策を提案し、率先して行動してきたロータリー会員5名とロータリー平和フェロー1名が、「世界を変える行動人:国境を越えてつなぐ人」として表彰されました。
2018年:世界中からロータリーのリーダー、会員、ゲストら約1,000人がナイロビ(ケニア)に集まり、35歳以下のローターアクト会員とロータリー会員計6名がロータリーの「世界を変える行動人:若きイノベーター」として表彰されました。
2017年:この年のテーマは「平和:変化をもたらす(Peace: Making a Difference)」。このテーマの下、キャリアやボランティア活動を通じて平和構築に大きく貢献した6名のロータリー会員/ロータリー平和センター学友が表彰されました。